騎士団長の宮殿 (Grand Masters Palace)
バレッタ観光のハイライトの一つ。1階が武器庫で2階が宮殿部分になっています。美しいゴブラン織りのタペストリーがいっぱいにかけられた部屋や晩餐会用の大広間など、騎士団時代栄光を感じさせる部屋の数々が見ものです。
開館時間:宮殿部分 10:00〜16:00
兵器庫 9:00〜17:00
閉館日:ヘリテージマルタ指定日
所要時間:40〜50分
入場料:宮殿部分、兵器庫の共通券 €10
*宮殿部分は、現在も公式行事などで使われることがあり、予告なしに閉館となることがあります。
聖ヨハネ大聖堂(St John's Co-Cathedral)
騎士団長の館から徒歩5分。ヴァレッタのほぼ中心に位置します。外観からはそれが教会だということも分からないほど目立たない建物ですが、中に入ると大理石のモザイク柄で覆われた床が圧巻。左右には8つの礼拝堂が並び、その奥にカラバッジオの作品などが展示された併設の美術館があります。また美術館2階には教会で使われていた宝物類や、タペストリーなどが展示されています。
開館時間:月〜金 9:00〜16:30
土曜日 9:30〜12:40
閉館日:土曜日の午後&日、祝日
所要時間:50〜60分程度
入場料:€10 (美術館入場料を含む)
アッパーバラッカガーデン(The Upper Barracca Gardens)
対岸のスリーシティズが一望できる美しい公園です。元々はイタリア騎士団員たちの休憩場所として造られました。
公園には小さな噴水や緑があり、ベンチでゆっくりするマルタ人や観光客の姿が途切れることがありません。ヴァレッタの街歩きに疲れた時には、ここでゆっくりとするのもよいでしょう。
正午12時と午後4時に空砲が発射されますので、こちらも必見です。また夕方からはライトアップされた幻想的なアッパーバラッカガーデンとスリーシティが楽しめます。
所要時間:15~20分
入園料:無料
マルタ・エクスペリエンス(The Malta Experience)
ヴァレッタの先端エルモ砦に位置する音と映像のスライドショー。説明の言語は日本語も選べます。映像を用いてマルタの歴史を分かりやすく説明してくれるので、マルタ観光初日、マルタ滞在の初期に行ってマルタの概要をつかんでおくと、その後の観光や生活がより楽しめます。
上映時間:11:00am, 12:00am, 2:00pm, 3:00pm, 4:00pm (土日祝は1:00pmまで)約40分
閉館日:ヘリテージマルタと同じ
入場料:€10
考古学博物館 (National Museum for Archaeology)
マルタ各地の古代遺跡から出土した文化財の多くは、ここにそのオリジナルが展示されています。「マルタのビーナス」や 「眠る女性」などはもちろん、マルタの成り立ち、神殿の発達過程などが模型や絵を用いて分かりやすく説明してあるので、実際の遺跡と合わせて見学すると、より理解が深まります。
開館時間:9:00~19:00(入場~18:30)
閉館日:ヘリテージマルタと同じ
入場料:€5
マノエル劇場 (Teatru Manoel)
ボックス席のある円形の客席や美しい装飾はヨーロッパの古い劇場そのものですが、そのあまりの小ささ、可愛らしさに驚かされることでしょう。館内ガイドツアー(英・仏・伊・独)で歴史や舞台裏、衣装などが見学でき、また、実際に室内楽やオペラ、演劇なども上演されています。
所要時間:約40分
閉館日:上記以外
入場料:€5
*ガイドツアーの時間は変更になる場合がありますので、ご予約の際は劇場に直接ご確認ください。
マーチャント通り (Merchant Street)
ヴァレッタのメイン通り「リパブリック通り」に並行した通りで、平日の午前中はここに市場(マーケット)が出ています。日用雑貨や安い衣類などが主な商品なので、あまり“買う物”はありませんが、マーケットの雰囲気は十分に楽しめます。日程的にマルサシュロックやヴァレッタのサンデーマーケットには行けないという人にお勧めです。また平日も古い小さな商店が並んでおり、マルタの人の日常生活を垣間見ることのできるエリアです。